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関節痛で病気について
関節痛と病気
人の体は多くの骨で構成され、それらを繋いでいるのが関節です。
では、
関節痛が原因で考えられる
病気とは?
代表的なものとして
・膠原病(こうげんびょう)
病原体に働くはずの免疫が自分自身に対して働いてしまう病気です。
それにより、臓器や組織を破壊してしまいます。
・リウマチ性疾患
・自己免疫疾患
・結合組織疾患
これらが重なった状態を言います。
<膠原病といわれるものの種類>
・全身性エリテマトーデス
・関節リウマチ
・リウマチ熱
・シェーグレン症候群
・多発性筋炎
・強皮症
・結節性多発動脈炎
・混合性結合組織病
などがあります。
<共通の症状>
・関節や筋肉にこわばりや痛みを起こす
・細胞の結合組織に炎症性変化が起こる
・免疫異常が見られる
攻撃された場所によって疾患が異なるのです。
全身性エリテマトーデスは、全身が攻撃されている。
慢性関節リウマチは、関節が主に攻撃されていることになるでしょう。
これらが共通している特徴は、抗生物質が効きませんが、
ステロイド薬(副腎皮質ホルモン)が効くというもの。
<その他>
関節痛を起こす疾患には
・痛風
・変形性関節症
・化膿性関節炎
・ペルテス病
・骨肉腫
などがあげられます。
また、
風邪を引いたときにも関節が痛くなることがあります。
これは、ウイルスが関節に侵入するためですが正常な反応と言えるでしょう。