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パニック障害の原因について
パニック障害の原因
パニック障害の原因は、まだはっきりと分かっていません。
ただ、
・ストレス
・その人の性格
・生活環境
このような事が原因ではないかと言われていますが、
今のところパニック障害との関連性が明らかになっていないのが現状です。
ですが、
最近は「脳内神経伝達物質が関係しているのではないか」と言われ始めています。
人間の脳には、脳内で情報交換をしたり、脳からの命令を身体に伝えたりするための無数の神経細胞(ニューロン)があります。
その神経伝達物質の中の
・セロトニン
・ノルアドレナリン
このバランスが乱れる事で、何らかの問題が発生し
パニック発作や予期不安になってしまうのではないかと考えられています。
実は、このような原因は脳の内部にあるため、
発作が起こったときに心臓や呼吸器の検査をしても異常が見つからないのです。
パニック障害の原因は「脳内神経伝達物質のバランスの乱れ」などの
生物学的なものであるという考え方が主流でしょう。
また、パニック障害患者の家系は
・うつ病
・アルコール依存症
などの発症率が高く
・体質的な問題
・普段の食生活の乱れ
などがパニック障害を引き起こしているという指摘もあります。
最近になり、パニック障害はやっと病気として広く知られるようになりました。
しかし、まだ原因がはっきりしない為、他の病気と間違えられたり、
周囲に理解してもらえないといった例もあるようです。