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パニック障害 妊娠出産について

パニック障害 妊娠・出産は?

肉体的や精神的にも妊娠時期には不安定になりやすい時です。

その状態でパニック症状を抱えているのはとてもリスクが高いと思います。

できれば、
妊娠出産は肉体的にも精神的にも健康状態が良い時に行うのが良いですね。


一度パニック障害を発症させてしまうと治療は長期間に渡り必要です。

治療の間に、結婚し妊娠を考える方も多くいらっしゃいます。

その場合に不安なのは「薬」です。

健康な妊婦さんで薬の服用をしていなくても、
胎児や新生児に異常が見られるケースが2%程度あります。

妊娠中に安定剤などの薬を服用してしまうと
異常が見られたりする危険性などが6〜10%にまで上昇するのです。

妊娠・出産をする事はもちろん出来ますが、
自分にどんな子が生まれてきても全てを受け入れることが出来るでしょうか?

そのようなことを夫婦や家族が理解した上で行う妊娠出産であれば良いでしょう。

また、無事に健康な子を出産出来たからと言って安心は出来きないのです。

なぜなら、

赤ちゃんに何度もミルクを飲ませたり、おむつを交換をしたり
夜泣きなどで睡眠を充分に取ることが出来ず、ストレスが溜まります。

それが原因となりパニック障害を悪化させてしまうケースもあるのです。

精神的に不安定な状態が続き、
最悪の場合、育児放棄に陥ってしまうことだって考えられます。

パニック障害をお持ちの方が妊娠出産を希望する場合には、
家族でパニック障害という病気を理解し出産後の話をしておくことも大切ですね。



 
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